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やり直しの人生(2) [その他いろいろ]

ますます空想に拍車がかかってきました。もうほとんど妄想の世界ですが・・・・・ とりあえず前回のストーリーの続きです。

スペインからキューバに飛びます。直行便があるのかって?そんなの気にしません、空想ですから。

中南米一の穴場と言われるキューバで、スペイン語に磨きをかけ、サルサを学び、運が良ければアモーレもします。いい感じで数ヶ月をすごし、心身ともにラテンになったところで中南米を縦断します。メキシコ→中米諸国→コロンビア→ブラジル→ペルー→チリ→アルゼンチン。「宇宙とは」「自己とは」と内省していたインドとは打って変わり、ここでは小難しいことは一切考えません。すべては本能の赴くまま、「気持ちいいかどうか」で意思決定がなされます。

さて、1年近く遊んだ快適な南米を離れ、いよいよバックパッカーの行き先としては最難関の地、アフリカに向かいます。日本を離れ早3年。この頃には海外放浪者の間で、僕はちょっとした有名人になっているでしょう。「しょちょうさんはペルーの山奥で麻薬ゲリラに殺されたらしい」とか「アマゾンの奥地で未開人と一緒に暮らしている全裸の彼を見た」といっ目撃情報がまことしやかに「旅行人」あたりの通信欄に出ていたりすることでしょう。

そんな世間の心配をよそに、彼は飄々と旅を続けます。アフリカは南アフリカからスタートし、「日本人男性の楽園」ことマダガスカル島に長期逗留し、タンザニア→ケニア→ウガンダ→中央アフリカ→象牙海岸の国々→モロッコと来ます。ユーラシア、アメリカ、アフリカという3大陸を連続制覇した「21世紀の電波少年」ということでマスコミの取材を受ける。

モロッコからスペインに再び入り、ヨーロッパを最速で横断し、モスクワまで来ます。ここでシベリア鉄道に乗り、イルクーツクあたりで下車。南下してモンゴルに入国。ウランバートルからバスと鉄道で旧満州こと中国東北部に進入。大連まで突き進む。そこから飛行機で日本に帰国。帰国後、4年にわたる放浪の旅の顛末を綴った著書を出版する。これだけやってもまだ24歳。時間はたっぷりあります。その本の印税を学費に、まっとうに大学に通い、数学とコンピューターを学び、28歳で卒業と同時にベンチャー企業を立ち上げ、30代で香港の高層マンションの最上階に住み、40歳で会社を売却しリタイヤ、放浪人生の第二部に突入する。

続く(ってまだ続くんかい!)
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みらの

しょちょうのブログを読んで、私もやり直しの人生を考えてみたくなりました。現実味はないけど、妄想するのって本当に楽しそう。近いうちに自分のブログにアップするようにします。しょちょうに質問!マダガスカルが日本人男性の楽園なのは、どうしてなのか教えてください。
by みらの (2006-05-24 23:18) 

しょちょう

みらのさん
それは秘密です。実際に行って確かめてみてください。笑
そちらの妄想も楽しみにしてます。
by しょちょう (2006-05-26 16:30) 

>28歳で卒業と同時にベンチャー企業を立ち上げ、30代で香港の高層マンションの最上階に住み、40歳で会社を売却しリタイヤ、放浪人生の第二部に突入する。

イヤー、ちょうどあの頃でした、しょちょうさんと出会ったのは、あの時、たまたまヒマヒマでベンチャー企業の手伝いをしてみたんです。公開にも成功し、私も恩恵に預かりました。そのお陰で、今は、こうやってハワイと函館で半年づつ、隠居生活を送っています。その頃のお話は、しょちょうさんが、いつか紹介してくれるでしょう。

と言う妄想をしてみました。
by (2006-05-27 06:52) 

しょちょう

みちあき
最後の一文を見るまで本当の話かと思ってましたよ。いやいや、なかなか素晴らしい妄想です。こういうを考えるのは楽しいですよね。
by しょちょう (2006-05-28 18:44) 

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