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焦ってるレイ・セフォー [ムエタイ・ガオグライ]

面白いですね。「南海の黒豹」がこんなに焦ってるなんて!

http://www.so-net.ne.jp/feg/report/20050819r.html

ここに9月23日にガオグライと対戦するレイ・セフォーのインタビューが出てます。レイ・セフォーはリング上でのパフォーマンスとは裏腹に普段は紳士的な態度で知られる選手。そのレイ・セフォーがここまでガオグライをこき下ろしているというのは、彼の焦りの表れとみていいでしょう。いちいちガオグライの過去の試合についてコメントしているあたり、かなり気にして調べたことを意味しています。

さらにスポーツナビのこの記事http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/column/200508/at00005920.html

「写真撮影では、ガオグライの等身大パネルを殴り倒したり、ムエタイのポーズを真似して笑いを誘うなどやりたい放題。動きの素早いガオグライを「ニワトリを捕まえるような意気込みで追いかけるよ。当然、リングの上で仕留める」と挑発した。」

やはり焦ってますね。これを見てそう確信しました。

セフォーがKO負けすることはおそらくないと思いますが、わずか3Rの間にガオグライを捕まえられるとも思いません。あの大振りなフックはガオグライには当たりません。その意味で微妙な判定勝負になりそうです。彼自身それを知っているのでしょう。

さらに谷川プロデューサーもこう言っていますhttp://www.so-net.ne.jp/feg/report/20050828r.html

「この試合はセフォー選手が有利と思われています。ですが武蔵選手はセフォーではガオグライは捕まえられないと見ています(たまにはいいこと言うじゃん、武蔵!)。僕もこの試合はどちらに転ぶかわかりませんね。」

僕の見るところ勝てる可能性は50%といったところでしょうか。いづれにせよ、楽しみな試合であります。

 


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コメント 9

Yo

初めまして。自分も現在イギリスの修士課程で学んでいます、Yoです。論文なかなか進みません・・
5年以上前の話ですが、K1でレイ・セフォーのアシスタントをした事がありました。噂通り、とっても紳士的な方でした。試合前のナーバスな状況でも、周りへの気遣いが感じられました。
ホント、試合楽しみですね。
イギリスにいるとなかなかK1等の情報がすぐに入りにくいのが残念です。
by Yo (2005-09-02 03:36) 

しょちょう

Yoさん
初めまして。イギリス修士+K-1とあまりあり得ない組み合わせで共通項がありますね。セフォーのアシスタントですか、それは凄いです。僕も好きな選手ですので、23日の試合はいい試合にしてもらいたいです。無論最終的にはガオグライに勝ってもらいますが。笑
僕の場合、いろんな人に助けていただいてK-1の録画などを1週間遅れくらいで見ることができています。本当に有難い話です。Yoさんも日本の知人に頼んでみられてはいかがですか?
by しょちょう (2005-09-02 04:59) 

Yo

そうですね、友人家族に時々頼むんですが、なかなか遠慮してしまって・・
セフォーのアシスタントは正道会館系の紹介でまわってきました。

共通項といえば、タイもそうなんですよ。昔はタイのアニミズム(ピーですね)について調査したことがありまして、現在は3人のタイ人ハウスメートと毎日を送っています。
あ、今の専攻分野は人類学系(系がポイントです)なんで、それも共通項になりますね。
by Yo (2005-09-02 05:11) 

しょちょう

Yoさん
それはすごい共通項です!世の中広しといえどもこれだけ揃うのことはほとんどないでしょう。ピーについて研究されたのですか、面白そうですね。タイ人の精神病患者にピーに関する妄想症状が多く見られるようで、医療人類学的にも興味のあるところです。僕はもうすぐ日本に帰国しますが、これからもよろしくお願いします。
by しょちょう (2005-09-02 06:10) 

KDN

…実りあふれすぎる会話でついていけません(苦笑)
でも、留学は人脈作りだと渡航前に(他の大学の教授に)教えていただいたのがなんとなく分かります。しょちょうせんせいにとっては如何でしたか?

一つ質問があります。(今回のポストとは関係がなくなってしまいますが)
率直に言って、一般的な医師は精神医学に全く興味がないか、下手をするとその考え方を取り込みたくなくてむしろ敬遠する傾向があると思います。僕は閉鎖病棟の精神疾患妊婦の症例が何故か多くて、いやでも勉強せざるを得なかったのですが(同級生のぷし科医に随分世話になりました。症例まとめて新生児学会で発表する時も助かりました)、しょちょうさんは恐らく僻地勤務の時代に老人の痴呆との関連から勉強せざるを得なかったのではないでしょうか?(外れていたらゴメンナサイ)
んで、人類学の中でもその精神疾患に対する知識は、少なくとも医療者としては切っても切れないものですよね?(本来のご専門がそちらの方だったらすんません)机上で働く非・医者には全く関係のないものでしょうが。例えば初期文明の時代に統合失調症が存在したかどうかという長年の議論とか。そのあたりの葛藤は、この1年で無かったですか?あったとすれば、どのように折り合いをつけられましたか?(大きく言えば、人類学というものに対する臨床家vs.研究者の対決の一部かもしれませんが)

…忙しい時に変な質問ですんません。ちょっと来英1発目の論文書きが佳境でハイになってまして(莫迦)。
by KDN (2005-09-02 10:29) 

sigarami

精神医学関連の流れになってる所すいません。

セフォーが勝つとしたら、プレッシャーを掛けつつ打ってくるのを待って
打ち返しのローを狙う、対アイブル戦で見せた戦法が必須だと思います。
パンチを当てるとしたら、極短距離からストレートを数をまとめるしかないですが
そこまで接近できるチャンスが、何回あるやら。

ガオグライは、セフォーが遠い間合いからフック主体でプレッシャーを掛けてくればしめたものですが、カウンター狙いで待たれると辛い。 コメントではプレッシャーを掛けてくるとの事ですので期待してます。

ガオグライの "一撃" が見たい。
by sigarami (2005-09-02 11:22) 

しょちょう

sigaramiさん
セフォーが勝とうと思ったら確かにそうなるでしょうね。ただ僕が思うのは、セフォーがガオグライ相手に「待つ」という戦法を取れないのではないかということです。セフォーはこの試合、自分より小さくそして「格下」と見られている相手とやるわけです。その相手に「待ってカウンターのローをこつこつ当てる」というような武蔵的な戦法を取るのは無理ではないでしょうか。彼自身そういう武蔵的なやり方を毛嫌いするコメントを発していますし、そもそもプライドが高く、ショーマンシップも旺盛な彼がそれをするとはちょっと思えないのです。
ということで、僕はこの試合、セフォーがガオグライを追い回しながらフックを振り回すシーンを予想します。ガオグライの一撃が当たればガオグライの勝ちですが、セフォーも警戒してるでしょうから難しいかもしれません。おそらく判定にもつれて勝敗は五分五分と見ます。
by しょちょう (2005-09-02 18:05) 

ひら

>ニワトリを捕まえるような意気込みで追いかける
私もこの言葉を目にしたとき、すこしガオに有利な展開になってるんじゃな~い♪と思いました。最初からセフォーのインタビューにはいつもと違う雰囲気が漂っていましたよね。↑のセフォーのコメントで思い出したのは去年の決勝戦でマイティ・モーがガオ戦に対して「鬼ごっこをするつもりはない」と語っていたこと。結果、見事にガオのペースにはまって鬼ごっこ状態になり、ハイキックで負けました。「ガオを「ニワトリ」と思っているなら簡単には捕まえられない。ニワトリだって飛んで鋭い一撃を食らわすことが出来るんだよ~ん。(昔ニワトリを飼っていて一撃を食らったことアリ)」と、ニンマリしながらインタビュー記事を読んでおりました。
私はダウンを取られない限り、延長までもつれこむだろうと見ています。
by ひら (2005-09-02 22:53) 

しょちょう

ひらさん
ガオグライにはとにかくどんなことをしてもいいから逃げ切ってもらいたいです。決勝トーナメントに進んでも同様です。そして優勝して4000万円をゲットし、そのまま引退というのが僕の描く最高のシナリオです。笑
by しょちょう (2005-09-03 02:41) 

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